快適な睡眠のために>
８時間睡眠は本当か？

私たち人間の「睡眠時間」は、どれくらいあればいいんでしょうか？

昔からよく「８時間睡眠」と言われますが、これって本当でしょうか？
「昼夜の区別」が”あいまい”になりつつある現代社会において、 睡眠を「８時間」も取れる人がどれほどいるでしょう。

世の中には、睡眠を「３〜４時間とれば十分だという人」もいれば、
「１０時間以上とらないとダメだという人」もいて、十人十色です。
そう、睡眠も人の性格と同じように、「個性」が存在するんですね。

「睡眠時間」は、その人の「個性」であり、
その人が、爽やか気分で目覚め、眠気やだるさがなく、日中を元気に過ごせれば、
「脳」にも「体」にも”質の良い眠り”が取れている、と捉えていいと思います。

それが、その人にとっての「必要な睡眠時間」なんですね。

「８時間の睡眠が取れない＝寝不足」だと、勘違いしてはダメですよ。

８時間寝ても、起床時に”眠気”や”だるさ”が残っていたら、
それは「あなたに合っていない」ことになります。

「何が何でも、８時間取らなきゃいけない」と思い込んではいけません。

例えば、「７時間の睡眠」で覚醒時に”爽やかな気分”が感じられるなら、７時間でＯＫなんですよ。
寝る時間を、無理して１時間延ばして、「８時間」にする必要はないんです。

「８時間睡眠」は、”目安のひとつ”という捉え方がいいようです。