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「不眠症」あなたはどのタイプ？その１

「不眠症」と呼ばれる睡眠障害は、夜なかなか眠れないことで、
日中の心身の働きが悪い状態のことです。

医学的には４つのタイプがあります。

自分がどのタイプに当てはまるのか、どのタイプに近いのかを知るのに
参考にして下さい。

●【入眠障害】

「寝つきが悪い」タイプです。
床に入ってから眠りにつくまで３０分以上かかり、年齢差はなく、
「不眠症」を訴える人の多くは、この障害に当てはまります。

原因は、精神的ストレス、心配事、「眠らないといけない」と考え
てかえって目が覚めてしまう、などです。騒音や体の痛み、かゆみ
などもその一因になることがあります。
これが１時間以上続く場合は症状がかなり進んでいます。医師に
相談することをお勧めします。

●【熟睡障害】

「眠りが浅い」タイプです。
十分な睡眠時間を取ったにもかかわらず、朝起きても熟睡した感じ
がしないなど、睡眠に「満足感」が得られない状態です。

「熟睡したかどうか」というのは、深いノンレム睡眠の量で決まります。
この量が少なくて「一晩中うとうとしただけ」感が残る場合が多い
ようです。
夜中にトイレに起きてそのまま眠れなくなる、家族のいびきが気に
なって夜中に目が覚めてしまいほとんど眠れない、などが当てはま
ります。

あと２つのタイプがありますが、次項で！